金魚の産卵
- N.Redding
- 2017年9月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年10月21日
7月5日に金魚が産卵をしました。
朝起きて丹頂♀をオス3匹(素赤琉金、キャリコ琉金、出目金)で
追いかけ回しているので水槽の中を覗き込んでみると
水草や流木に卵が付いていて突然のことにびっくりしました。

初めての産卵であまり大きくない金魚の為か、産卵した卵も多くはありませんでした。
20個ぐらい卵を回収できたので親と同じ水槽で小さな穴を開けたペットボトルに
卵を入れて親から隔離することにしました。
最初に作ったペットボトルは底面に穴を開けていた為に親金魚が突く度
卵を吸われてしまったので、改良して底に穴を開けない形で作り直しました。

産卵から3日目うっすら目や尻尾などが確認できるようになり
時々動く姿も確認できました。
水槽の温度はこの時期25度くらいでした。

4日目ついに卵から孵化しました。ペットボトルの底でじっとしています。
5日目ペットボトルの側面にくっつくようになりました。

7日目 お腹のヨークサックも小さくなり、ついに泳ぎだしました!
小さな胸鰭も確認できました。

8日目針子らしくなってきました。
餌は親の餌を細かくすりつぶして与えることにしました。

10日目お腹の餌が透けて見えたのでホッとしました。
ネットで稚魚の餌の事を調べるとブラインシュリンプが栄養があって
稚魚にはオススメだそうです。

13日目あまり姿に大きな変化がありません。
それから毎日観察するもお腹のあたりが少しづつ膨らみ色も少し白っぽくなっていく
ぐらいであまり変化が見られませんでした。
1ヶ月程経ったあたりで尾びれが鮒尾か開いている尾か区別がつくようになりました。

1ヶ月の間ペットボトルの中で育てたせいかあまりサイズも大きくならなかったので
別の水槽で稚魚だけを飼育したところ少し大きくなってきたように思います。
写真は2ヶ月経った今の状態です。
親金魚も7月6日から毎週産卵しています。
午前中に雨が降っている日や夜中に雨が降っていた日に産卵する確率が高かったです。
2日前も前回の産卵から1週間以上経っていたのでもう産卵しないのかなと思ったら
水換えの刺激のせいか、また産卵していました。

今飼育している中で一番大きい稚魚は背びれも出てきて少し魚らしくなってきました。
2か月稚魚を飼育して思ったことは
・汚れのなく水流のない水槽で卵を孵化をさせて稚魚飼育をする。
⇨卵が痛んだり、卵が腐って孵化する確率が下がるのを防ぐため
・無精卵は速やかに取り除く
⇨無精卵にカビが発生して他の卵も腐らせてしまうため
・餌は親の餌をすりつぶして与えても良いが、栄養が高いブラインシュリンプに劣るので
発育が遅くなる
⇨発育が遅いと無駄死にさせなくて済むと思います。
・過密水槽での飼育は避ける
⇨餌の食べ残しで水が汚れやすくなり、稚魚も大きくなりにくい
本当は純血の金魚を繁殖させた方がいいのだと思うのですが、
せっかく生まれたので雑種の金魚がどんな風に育つのか楽しみです。
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